七月十一日(火)
中央公論、改造の廃棄が発表された。情報局橋本(政実)第二部長の談によれば、両社の営業方針中に、戰時下国民の思想指導上許し得ない事実のあることが明らかになったので、自発的廃棄を慫慂したという。これで「現代」「公論」の右翼一本槍の雜誌だけになってしまった。
七月十一日(火)
中央公論、改造の廃棄が発表された。情報局橋本(政実)第二部長の談によれば、両社の営業方針中に、戰時下国民の思想指導上許し得ない事実のあることが明らかになったので、自発的廃棄を慫慂したという。これで「現代」「公論」の右翼一本槍の雜誌だけになってしまった。