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「増税に文句言うやつばっかりだから解説します」ホリエモンが「増税賛成」表明で物議のワケ
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実業家の“ホリエモン”こと堀江貴文氏が10月12日、自身のYouTubeチャンネルで 【えっ、すごい親密…写真あり】「増税内閣」自民党・今井絵理子 後援者の前でも「元不倫相手」と堂々”一緒”姿 《増税に文句言うやつばっかりだから解説します》 というタイトルの動画を投稿。増税に反発する一般人に対し、苦言を呈する内容だった。 「最近ね、消費税アップとかインボイスとか増税に関して文句ばっかりいうやつがいるんですけれど、正直みんな表向きのインボイスとかそういったものに踊らされて減税減税、減税しろなんていうんだけども」 「財務官僚の人たちともお話しする機会があるんですけれども、そういったところでいろいろ見えてきたものをまとめてお話したいと思います」 と冒頭に話した。 「そもそも物価高に苦しむ世帯っていうのはほとんど税金を払ってない」 とバッサリ。 「貧乏人は消費税上げたほうがいいんですよ。100円のものが110円になったらすげえ金払っているように思えるかもしれないけど、月に20万円しか使わない人って税金2万円しか払わないんだよね。月に1000万円使う人って100万円払うわけじゃない。金持ちから取ろうと思うんだったら消費税上げたほうがいいんですよ実は」 と主張した。 「SNSではこの理論にかなり反発が多かったようです。賃金も上がらず物価高で苦しんでいるのにまだ消費増税したほうがいいという理屈を受け入れられる人は少ないでしょう。過去のデータからも消費増税すれば景気が冷え込むことがはっきりと分かっています。 財務官僚と話しているということですが、財務省は増税に成功すれば出世する仕組みになっており、政治家の元を訪れては日々説得している。経済学者の森永卓郎氏は“ザイム真理教”という書籍を出版するほど批判しています」(テレビ局報道記者) 一方、堀江氏がここまで増税肯定派なのには、他の理由があるのではという見方もある。 堀江氏はロケットベンチャー企業『インターステラ社』で取締役ファウンダーに就任しており観測ロケット『MOMO』の打ち上げに力を注いでいる。 そしてインターステラのHPにはこう書かれている。 《2023年9月29日、スタートアップ等による研究開発を促進する文部科学省の「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3)」に採択されましたので、お知らせいたします。2024年9月末までのフェーズ1事業期間における交付額上限は20億円となります》 その他にもインターステラは経産省の「宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業」を受託もしており’15年から’20年まで巨額の研究委託料が支払われた。 「ロケット事業に補助金が入っているため、政府に肯定的な発言をしているのでは、という見方もあります」(全国紙記者) “金持ちのところに金が集まる”とよく言うが、果たしてホリエモンの”増税論”は国民に受け入られるのか……。