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引用:
工事の遅れで2025年4月の開幕が不安視されている大阪・関西万博の準備加速のため、経済産業省は8月、退任直後の事務方トップを実動部隊に投入するなど大規模なテコ入れを始めた。経産省は万博開催に関する国の業務を主導する立場にあり、万博準備は本来業務だ。時の政権が重視する政策「官邸マター」に首を突っ込むのを得意とするなど足腰の軽さが特徴の経産省は、なぜこうなるまで万博を放置してきたのだろうか。
準備の遅れ、建設費の上振れなど問題が相次ぐ大阪・関西万博。政界で何が起きていたのか、背景を探る記事はこちら
「万博の準備はまさに胸突き八丁の状況にある。極めて厳しい状況に置かれていることを直視しなければならない」。8月31日、首相官邸に関係閣僚や日本国際博覧会協会(万博協会)の関係者らを集めた岸田文雄首相は鬼気迫る表情で述べた。
万博は資材価格の高騰などが要因となり、参加国が自前で建てる海外パビリオンを中心に着工の遅れが深刻になっている。岸田首相は会合で政府が前面に出て開催にこぎつけるとの姿勢を強調。参加国との契約や施工環境の改善などの準備を加速するよう関係閣僚らに指示した。
万博に関する国の動きを取材する私はその4週間前、経産省が万博の準備加速に「不退転」の決意を見せる印象的な一幕に出くわしていた。