統一教会の票集めにかまけるチン三、しっかり反省しろ。
引用:大前研一「ニュースの視点」11/25
▼オランダの努力で8年越しの真相究明
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2014年にウクライナ東部の上空で
マレーシアの航空機が撃墜され、
乗客乗員298人が死亡した事件で、
オランダの裁判所は17日、
ロシア治安機関の元大佐ら4人のうち、
3人に終身刑を言い渡しました。
親ロシア派の発射したミサイルで
マレーシア機が撃墜されたと
結論づけたものですが、
事件への関与を否定している
ロシア政府は
4人の身柄を引き渡していないため、
被告が欠席のまま公判が行われました。
この便の乗客は
ほとんどがオランダ人で、
マレーシアに向かう途中の悲劇でした。
判決が下りるまでに
8年の月日を要しており、
関係者の方も遺族の方も
苦しい日々だったとお察しします。
事件当初から
ロシア製ミサイルの破片が
見つかっていたのですが、
ロシアはウクライナの犯行だと
主張していました。
その後、
ウクライナ国内の親ロシア派に
疑惑の目が移ります。
ここからオランダは、
飛行機やミサイルの破片などを
徹底的に分析し、
事件の全貌を明らかにしていきます。
そして今回、
4名中3名の終身刑
(オランダには死刑がありません)
という判決に至りました。
犯人はまだロシアにいるわけですが、
政府に匿われているのであれば
大問題です。
もし撃墜が
ロシアの命令によるものではなく、
オランダの持つ証拠が
確固たるものであれば、
身柄の引き渡しに至るかは
わかりませんが、
ロシア国内で拘束される可能性は
十分あります。
自分たちの同胞が
被害にあったことに対して、
ここまで粘り強く徹底した
真相究明と裁判のプロセスを踏めることに
感心しました。
日本を含め、
他の国の政府ならここまでやれたでしょうか。
オランダの素晴らしい対応だと思います。