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ウクライナで軍のなかのエッセンシャルワークを頑張るイリーナさん 「ロシアには絶対に降伏しない」と

ウクライナで軍のなかのエッセンシャルワークを頑張るイリーナさん

「ロシアには絶対に降伏しない」と

 

引用:堀潤さんのyoutube

https://www.youtube.com/watch?v=1htzG9q0Bok&t=585s

www.youtube.com

 

毎日新聞

ウクライナ侵攻半年 「私」たちの戦争

頭や足のない遺体を撮影…35歳女性兵士が子と離れても戦場に立つ理由

ウクライナの北東部ハリコフで任務に就く義勇兵組織「領土防衛隊」の兵士イリーナ・セルゲーワさん(右)=本人提供
ウクライナの北東部ハリコフで任務に就く義勇兵組織「領土防衛隊」の兵士イリーナ・セルゲーワさん(右)=本人提供

 今年6月のことだ。ロシア軍と戦う前線からウクライナ軍司令部に移送されてきた12人の兵士の遺体の中には、地雷を踏んだり、戦車から砲撃されたりして、頭や足のないものもあった。それでも「これが自分の仕事だ」と言い聞かせて写真を撮った。

 ウクライナ軍傘下にある義勇兵組織「領土防衛隊第130大隊」に所属する女性兵士のイリーナ・セルゲーワさん(35)。ウクライナ北東部ハリコフで与えられた任務は、犠牲になった兵士の身元を確認し、遺族の元へ送り届けることだ。

 連載「ウクライナ侵攻半年 『私』たちの戦争」は全8回です。
 このほかのラインアップは次の通りです。
第1回 もう故郷に戻れない
第2回 のしかかる戦争の負担
第3回 東部の人は冬を越せるのか
第5回 ロシアとの亀裂が走り
第6回 若者が憧れる「英雄部隊」
第7回 戦争犠牲にどう向き合う
第8回 戦時下の出産と未来への夢

 毎日新聞とのオンライン取材に答えたイリーナさんは、その日の晩の体験を打ち明けた。夢の中に亡くなった兵士が現れたことから、激しく動揺した。強いストレスにさらされていると自覚したが、戦場で集中力を欠くわけにはいかない。心理士の助言に従って、10分間、思いっきり泣き叫んだ。

3万人以上の女性が兵士登録

 ウクライナ軍には、2021年時点で3万人以上の女性兵士が所属し、1万6000人以上が戦闘に参加している。14年にロシアが介入してきて始まったウクライナ東部紛争をきっかけに、イリーナさんは会社員を続ける傍ら、市民向けの軍事訓練に参加し始めた。当初、軍の傘下にある領土防衛隊は女性に門戸を開いていなかったが、17年に入隊が実現。今年2月24日、ロシアが侵攻してくると、即日で招集がかかった。

 その日以来、別の前線に派兵された夫や、ドイツに避難した母と妹、3人の子供たちと会っていない。「子供たちの姿を見たら、それだけで泣いてしまいます。だからビデオ通話なんてできない」。2歳の末娘は、一緒に暮らすイリーナさんの妹を「ママ」と呼ぶようになった。18歳の長男と10歳の長女は「ママは危ない場所にいる」と知っているから心配がつのり、かえって話をしたがらないようだ。送られてくる子供たちの写真と動画を見るだけで胸がいっぱいになる。ロシアによる侵攻開始から半年を前にして、除隊を願い出たが、まだ数カ月は任務が続く。

 なぜ、そこまでして兵士にこだわるのか…