26日、県迷惑防止条例違反(卑わいな言動)の疑いで千葉県警行徳署に逮捕された港区議会議員の赤坂大輔容疑者(50)。5月4日午後5時ごろ、千葉・市川市内の公園で、県内に住む10代の女子中学生2人に卑わいな言葉をかけた疑いだ。女子中学生らと遊びに来ていた友人が110番通報したという。警察に取り調べに対して、容疑者は「発言した内容は詳しく覚えていない」と容疑を一部否認している。 【写真】「裸同然で乱痴気騒ぎを行い…」赤坂区議がHPに掲載した“仰天”お詫び文、イカついプライベート写真など この港区議、実は過去にも“卑わい”なトラブルを起こしていた。当時の『週刊女性』の取材メモを振り返る。 (以下は、2020年8月19日に配信した記事の再掲載です) ◆ ◆ ◆ 「議員とは思えないほど気さくな人だったので、まさかこんな事件を起こすとは……」 そう話すのは、東京都港区の区議会議員・赤坂大輔容疑者が訪れていた飲食店店主。 容疑者は、20年8月6日の午後1時31分ごろ、神奈川県川崎市のカラオケ店裏の駐車場で4人連れの女子高生に、 「いいバイトしない?」 などと本当に気さくに声をかけた。不審に感じた1人が最寄りの交番に行き、警察官が駆けつけると、赤坂容疑者は3人の前で下半身を露出している最中だった─。 当然ながら公然わいせつの疑いで現行犯逮捕されたが、 「右手で性器を隠して、左手でズボンを下ろしていたので、見せていません」 などと容疑を“否認”していたという。 当選4回で議員活動14年目の容疑者は、港区議会では「都民ファーストと日本維新の会」に所属。次の衆院選では日本維新の会の公認で、出馬する予定だった(8日付で同会から除名処分)。
4年前に起こしていたタクシー運転手暴行事件
実は、赤坂容疑者は4年前に事件を起こして逮捕されている。酒を飲んでタクシーに乗ったところトラブルとなり、そのタクシー運転手を殴ったのだ。 区議会関係者のAさんは、こう説明する。 「議員にあるまじき行為だとして当時、区議会の総意で辞職勧告決議。しかし、拘束力はないため、結局、本人は“示談が成立して、不起訴になったから”と辞めずに居座り、前回の選挙で当選を果たした。それで今回の事件だから、みんなあきれています」 容疑者は、北海道の出身で、議員になる前は「歴史群像」編集部に在籍していたので歴史には詳しく、直江兼続の単行本も出している。 「議員としては昔タイプのゴリゴリの保守派。仕事以外では、草野球チームの投手として、港区で10年連続優勝している有名人。 家族は、奥さんと男の子が2人いて、息子さんの野球の練習にも付き合ういいオヤジ。少年野球やテニスの指導も熱心で、いい評判も」(区議会関係者のBさん) 一方で、芳しくない評判もある。区議会関係者のCさんは、こう証言する。