https://www.youtube.com/watch?v=cc9Kl5vuw3Q
引用:東スポ
是枝裕和監督「どうしてもこれだけは呟いておこう」 高市早苗氏にズバリ
配信
映画監督の是枝裕和氏がおよそ2か月ぶりにツイッターを更新。放送法文書をめぐる自民党・高市早苗氏に言及した。 【写真】23年前…黒タイツ姿で降壇する高市早苗氏 是枝監督が指摘したのは、1993年に起きたテレビ朝日「椿局長事件」との因果だ。同年7月に衆院解散に伴う総選挙が行われ、与党自民党が解散前の議席数を維持したものの過半数を割り、非自民で構成される細川連立政権が誕生した。自民党は結党以来初めて下野した。 同年9月、日本民間放送連盟の会合で、テレビ朝日の取締役報道局長であった椿貞良氏が「『ニュースステーション』に圧力をかけ続けてきた自民党守旧派は許せない」などと発言。自民党が下野した原因にテレ朝の偏向報道があったのではないか?と大騒ぎとなった。 この時の選挙で無所属で立候補し初当選したのが、元テレ朝キャスターの高市氏だった。高市氏は前年92年の参院選に無所属で出馬したものの、自民党候補に大差で敗れた。しかし翌93年の衆院選はのちに〝椿局長事件〟が起こったように自民党が敬遠される空気感だった。 是枝監督は17日までにツイッターを更新。「93年のテレ朝の椿局長事件というのは、自民党政権を打倒する為に特定の政治家を応援したと彼が会合で発言したことを発端に、行政指導が行われ局への政治介入が一気に進んだ事件ですがその時に椿局長に名指しで『テレビのおかげで当選した』と言われた1人が高市早苗さん」と投稿。自民党に対する風向きが変わったことで、高市氏に有利に働いたというのだ。 是枝監督はそうした背景を持つ高市氏に対し「巡り巡ってその自らの当選の正当性を否定した自民党に入り、総務大臣になって、今度は自ら、放送局に対して停波や、行政罰に言及するようになるという、ね」とチクリ。最後は「どうしてもこれだけはこのタイミングで呟いておこうか、と。失礼しました。また離脱します」と結んだ。 国会で「言った」「言わない」の水かけ論となっている高市氏をめぐる問題だが、是枝監督は過去の経緯を含めて思うところがあったようだ。