元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が25日までに自身のツイッターを更新。公務員ボーナス引き下げの12月実施を表明した日本維新の会代表で大阪市の松井一郎市長の姿勢を絶賛した。 この日、政府が国家公務員のボーナスについて人事院の勧告どおり引き下げる一方、経済などへの影響を考慮する必要があるとして、この冬のボーナスには反映させず、来年6月まで引き下げを先送りする方針を決めたのに対し、12月実施を表明した松井市長のツイッターを貼り付けた橋下氏。 「このストイックさが支持を広げる」と評価すると、「政治活動全般に文通費を充てるのは当然だ、文通費を自分の政治団体に入れて自分宛にセルフ領収書を切っても何も問題ないという維新国会議員の感覚では支持を広げられない」と厳しい筆致で続けた。 さらに連続ツイートすると、「維新誕生の原点は、政治行政のヌルいカネの使い方を改めること。納税者感覚を徹底すること。その実践で今がある。これをいまだに理解できていない足立議員は維新から退場すべき」と論争中の足立康史議員の名前を出してピシャリ。 「大阪9区には納税者感覚に敏感な大阪維新のメンバーがたくさんいる。納税者感覚に鈍感な足立議員に国会議員ポストの既得権を与える必要はない。納税者感覚に鋭い者に国政に出てもらいたい。これから維新国会議員団が日本の政治を動かすとき、納税者の感覚を常に意識して欲しい。それが維新の原点」と続けると、「これはいち納税者として、いち府民としての個人的怒り。維新の会とは何の関係もない」と締めていた。