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日枝=安倍チン三、悪の根
フジ女子アナ“上納接待”疑惑「諸悪の根源」は天皇こと日枝久氏か…ホリエモンは「出てこい!」と訴え、OBも「膿を全部出すべき」
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元SMAP中居正広(52)が起こしたフジテレビ勤務の女性とのトラブルに、同社の編成幹部社員の関与があったと報じられた問題を受け、CMスポンサーの撤退が相次いでいる。 【写真】“枕営業”を告発したマリエ 日本生命保険にトヨタ自動車に続いて、セブン&アイ・ホールディングス、花王、NTT東日本など50社以上がCM出稿を差し止める事態に発展。スポンサーありきの民放放送であるフジテレビは存亡の機を迎えている。そんなフジテレビについて「諸悪の根源」として取締役相談役の日枝久氏(87)の責任問題が社内外から叫ばれている。 日枝氏は「フジテレビの天皇」とも呼ばれ、1988年にフジサンケイグループ初代議長鹿内信隆氏の長男春雄氏の死去後、社長さらに会長になり、フジテレビのトップの座に君臨してきた。2017年に相談役に退いた後も院政を敷いているとされ、株主総会で「日枝やめろ!」と怒号が飛び交ったこともあるという。タレント中居正広の女性トラブルで、幹部社員による「上納」が背景とされる問題も遡れば日枝氏の体制になってからという声が上がっている。 かつてフジテレビ買収で日枝氏と対峙したホリエモンこと実業家の堀江貴文氏は「日枝さんが出てこないとフジテレビの問題は解決しない。ずっと彼が操っている院政なので」とユーチューブでコメント。フジ・メディアHD株を購入したとした上で「日枝久、出てこい!」と訴えた。 ■2005年以降は「天皇」と呼ばれるようになった フジテレビOBの芸能評論家、中野義則氏はこう言う。 「たしかに局内でも日枝氏は『天皇』などと呼ばれ、専制君主のように見られています。創業者である鹿内家に代わって、フジテレビを牛耳ることになったのはクーデターと報じられた通りだと思いますし、堀江さんのライブドアによるフジテレビ買収計画のあった2005年以降は『天皇』と呼ばれるようになったと記憶しています」 フジ関係者によると、新宿区河田町に旧社屋のあった時代には「いまなら一発退場となるようなパワハラ、セクハラが当たり前」で日枝氏は毎年、正月明けに局アナを引き連れて、社内を練り歩く光景があったそうだ。そうした女子アナ採用を巡っては「面接で日枝さん好みの女性が通る」と囁かれていたというから、関係者から「局アナは自分の大奥とでも勘違いしていたのではないか」との声まであるのも当然か。 「『冒険王』というイベントをフジテレビは毎年やっていて、一度は幕を下ろしたのですが、日枝氏の一言によってまた継続されることになったと聞いています。フジテレビが年間視聴率3冠王の座から陥落した2011年でしたか、ある幹部は『これからフジテレビは厳しい時代になる』と言っていました。それから約15年、氷河期のような時代が続いているのはある意味、北朝鮮の独裁政権のような状態だからという言い方までありますから」と続けた。 港浩一社長(72)の先の会見では週刊誌やウェブ媒体などを排除したほか会見の中継も禁止した挙げ句、被害女性への謝罪もなかった。株主から求めのある第三者による調査も「第三者が入る調査委員会」という、要求を軽んじたような対応に批判の声がさらに強まっているが、港社長よりも、日枝氏が裏で今もフジテレビを牛耳っているのは「暗黙の了解であり、周知の事実。意に沿わなければ地方局に飛ばされるので、日枝さんの覚えめでたい人間しか出世しない。だから逆らえるはずがない」(別のフジテレビ関係者)。 前出の中野義則氏は言った。 「報道を制限したり、クレー厶をいれる現在のフジテレビに自浄能力は期待できないと思います。しかし今回、猛批判されていることをきっかけに膿を全部出し切らなければ、フジテレビに明日はないでしょう。このままではオールドメディアどころかガラパゴスメディアですよ」 港社長は「社員を守る」と宣言したそうだが、きちんと仕事をしている社員たちは社長会見でさらに迷惑し、苦しんでいるという。 人気タレントへの女子アナの“上納”という疑惑を明確に否定もできず、上場企業でありながら87歳の超老害が思うがままに牛耳る組織は滅びるしかない。 ◇ ◇ ◇ 何やら評判の良くない日枝久氏だが、「老害」の批判は以前からだった。関連記事【もっと読む】フジテレビ日枝久相談役に「超老害」批判…局内部の者が見てきた数々のエピソード…では、その悪評を伝えている。