引用 日刊ゲンダイ
小池百合子都知事の“元側近”小島敏郎氏が激白! 2020年都知事選直前に告げられた「衝撃の言葉」【小池百合子と学歴詐称】
「私の告発を受け、小池さんには2つの選択肢がありました。1つは2020年6月に駐日エジプト大使館が公表したカイロ大卒を裏づける声明は『確かに私が依頼した』と認めることです。卒業証書や卒業証明書だけでは騒ぎが収まらないので、声明を出してもらったと正直に打ち明ければ良かった。そう主張しても何ら論理的な矛盾はないのに、彼女はもう1つの道を選んだのです」
4月19日の定例会見で、小池は「声明文はあくまで大学当局の意思で公表され、私自身は関知していない」と断言した。
■カイロ大声明への「関知なし」を証明すべき
「『関知』を否定した以上、彼女には本来、そのことを証明する義務がある。
声明を発案した私と文案を作成した元ジャーナリストのA氏は当時のメールなど、彼女が『関知した』証拠を全て保全しています。大使館のフェイスブックに掲載される前日、彼女は声明文の画像をA氏に送っています。なぜ、そんなことができたのか。ぜひ証明して欲しい。恐らく彼女は自身のエジプトコネクションが表沙汰になるのを避けたかったのでしょう。関知を認めればエジプト政府や大使館、カイロ大側の誰に頼んだのかと追及されかねませんので」
小島氏は今後、小池が選挙に出た際に「カイロ大卒」と選挙公報に記せば公選法違反(虚偽事項公表)で刑事告発する可能性を示唆。一方、小池の知人で人材派遣会社「ザ・アール」創業者の奥谷禮子氏は「文藝春秋」6月号の鼎談で〈メディアが騒ぐから〉と〈都知事選には、「カイロ大卒」を経歴から消して出馬するかもしれませんよ〉と語っていた。 「役人の習性として当然、都知事選不出馬を含め、起こり得る可能性は全て想定しています。経歴から『カイロ大卒』を消せば彼女はその説明をしなければいけません。
最初に『カイロ大卒』とメディアに紹介された1976年以来、50年近くもその経歴を語ってきたのは、こういう理由ですと。『カイロ大卒』なくして彼女の人生はなかったのですから。今後は『私は甲南女子高卒業です。高卒のどこがいけないのですか』とでも言うのでしょうか。最初から、そう言っておけば何も悪くありませんが、今さら『はい、そうですか』とはなりません」