千葉・多古町の町長が、衆議院総選挙で町の職員に投票を依頼した、公職選挙法違反の疑いで逮捕された。

多古町長の所一重容疑者(56)は、10月31日、衆院選の投票当日、複数の多古町職員に対し、自身が応援していた自民党の林幹雄元経済産業相への投票を依頼した疑いが持たれている。

林元経産相は、およそ8万4,000票を獲得して当選したが、対立候補との票差は2,851票で、接戦だった。

警察は、所容疑者の認否を明らかにしていない。

林元経産相の事務所は、「コメントを出す予定はない」とコメントしている。