消去団の実態が判明してきた。官僚のOBだけでなく、現役官僚も動いているようだ。
消去団官僚は、どんなつもりなんだろう。思い出されるのが、10年ほど前のテレビドキュメンタリー。官僚の天下りを批判する世論に対する、官僚OBの発言。
「俺達は東大出身なんだ。官僚退官後にふさわしい給与で再就職できるのは当たり前なんだ」
どこのテレビ局かは思い出せないが、顔出しで、実名で、ハッキリと語っていた。官僚の退職年金が、”共済年金”という別枠で取り扱われ、官僚有利になっている。
入省後の留学制度も官僚有利な制度だ。
よく知られた話で周りに被害にあった人が居ると思うが、民間人を轢き殺した警察官が無罪放免になる、という現実。
官僚の有利な制度と特権意識、こういうものが今度の飯塚幸三のウィキペディア騒動にも現れているということだろう。
とても恐ろしいことだ。
引用:朝日新聞
ウィキペディアで加筆と削除の応酬 池袋暴走事故めぐり
杉浦幹治 2020年9月25日 11時00分
誰でも編集でき、広く利用されているインターネット上の百科事典「ウィキペディア」で、書き込みと記述の削除が繰り返されるケースがあり、議論を呼んでいる。特に日本語版で削除が多いとされるが、なぜなのか。
ウィキペディアは米国の非営利団体「ウィキメディア財団」が運営。ボランティアによって編集されている。
今月に入り、昨年4月に起きた東京・池袋の暴走事故の当事者をめぐって論争が起きた。12人が死傷した事故を起こしたとして、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の罪で在宅起訴された旧通産省工業技術院の飯塚幸三・元院長(89)について、ウィキペディアの事故についての記述が削除されたまま、新たな書き込みができない状態になったからだ。
元院長をめぐっては事故後、逮…